バイク女子に淡い期待をするおじさんがダメな理由

50代
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バイクに乗るおじさんの中には「バイクという共通の趣味で女子と仲良くなれるかも…」と淡い期待をしてませんか?

私も男としてバイク女子と仲良くなれて盛り上がれたら嬉しい。
でもそのおじさんの勝手な思い込みが、バイク女子にとって迷惑でしかないことを知っていますか?

知らず知らずのうちに自己中心的な考えで話しかける勘違いおじさんライダーの存在が、バイク女子を困らせています。

もし「知らない」「なんとなく知ってはいるけど自分には関係ないかな」と考えている方。
すぐに改めましょう。

バイク女子に嫌われるおじさんライダー

バイクの乗る女性は純粋にバイクが好きで楽しんでいることが多いです。(中には注目を集めるために乗っている女性もいますが・・)
バイクで出会いを望んでいるわけではありません。

そんな彼女たちの気持ちを無視した行動をとるおじさんライダーに問題があります。

不要な話しかけ

道の駅などで休憩しているバイク女子に不要に話しかけていませんか?
休憩中のおじさんからの一方的な会話は、もっとも嫌われる行為です。

聞いてもいないのにバイクの知識をひけらかしたり、求められていないアドバイスを与えたりしていたら、とても恥ずかしい行為をしていると認識しましょう。

相手はあなたと同じバイクに乗ることを楽しみながら時間を過ごしています。そこに知らない相手からいきなり話を振られても不快になるだけです。なかには「こんにちは」のあいさつにさえ、不快感を感じる女性も。会釈でさえ嫌悪感の原因となります。

女性側からすれば、知らない男性から話しかけられるのは「100%下心がある」と感じるそうです。

あるバイク女子は「休憩している時に急に話しかけられて、バイクの知識をひけらかされることが苦痛でした。自分の時間を大切にしたいのに…」とぼやいてました。

危険な走行や迷惑行為

女性の前でカッコつけるのは男なら誰しもすることです。

しかし、おじさんと呼ばれる年代がそれをやっていたらドン引きされるだけ。

走行中の攻撃的なすり抜けや、うるさいマフラー、意味の無い空ぶかしなどの迷惑行為は女性ライダーだけでなく他の一般ライダーからも嫌われます。

違法行為や技術を自慢する

「あの道路で○○km出したよ~」「あのコーナーをさっきのスピードで曲がれるのすごくね!?」

このような速度違反や不正改造など、違法行為を自慢げに話してませんか?
ライディングテクニックを誇示するような言動は敬遠されがちです。

「聞いてもないのにライディングテクニックとか、自分の違法行為したことを自慢げに言ってくる人は普通に痛い」というバイク女子の声があります。

清潔感の欠如

汗臭いなど、身だしなみに気を配らないライダーも嫌われる傾向があります。特に夏場のツーリングでは配慮が必要です。

汗臭いまま他人に不必要に接近してませんか?
クサイ臭いは意外と相手に届いてますよ。

ヘルメットを脱いだら帽子を被る、汗拭きタオルや汗拭きシートを使うなどして臭い対策をしましょう。

「自分は汗臭いかも?」と思うなら、不用意に接近しないことも大切です。

バイク女子への特別な接し方

バイク女子を「女性」として特別視し、男性ライダーとは違う接し方をするおじさんライダーも嫌われます。

「女性ライダーは珍しいね」「そんな大きなバイクに乗って大丈夫?」などです。
中には「女は後ろに乗るもんだろ」とかなり時代錯誤な言葉をかけるおじさんもいるとか。

彼女たちも自分で免許を取得して、自分でバイクを操ってます。
同じバイク乗りとして同等の立場で接しましょう。

おじさんライダーがバイク女子に求めているもの

おじさんライダーの中には、バイク女子に対して様々な期待や願望を持つ人もいます。
これらの期待が過度になると、逆効果になることも少なくありません。

共通の趣味を通じた交流

多くのおじさんライダーは、同じバイク趣味を持つ女性と交流したいという純粋な願望を持っています。

「バイクという共通の趣味があるとバイク女子と仲良くなれるかも?」という考えは理解できます。
しかし、そのアプローチが適切でないことが問題です。

ロマンチックな関係の可能性

一部のおじさんライダーは、バイク女子との出会いからロマンチックな展開を期待しています。

一緒にバイクで走って楽しそうなカップルを見て「俺もバイク乗りの彼女が欲しい」「バイク女子と結婚したい」といった願望を持つ人もいるでしょう。

そんなカップルも「ツーリングの場以外で知り合いになり、たまたま趣味が同じバイクだった」ということが多いものです。

自己の知識や技術の承認

自分のバイクに関する知識や技術を、女性ライダーに認めてもらいたいという欲求があります。

「自分の技術を教えたくて誘ってる」「教えてる俺かっこいいってなりたい」という心理が働くことがあります。

確かにバイクに長年乗ってきた経験があると思いますが、相手が今それを知りたいと考えているわけではありません。

特別感と注目

おじさんライダーは女性ライダーという希少性に魅力を感じます。
そんな女性ライダーと一緒に走ることで、自分が他のライダーと違う優越感を味わうことができます。

ようするに「どうだ!俺はバイク女子と走ってるんだぞ!」と周りにアピールしたいのです。

バイク女子と良い関係を築くためには

バイク女子は「女子」である前に「バイク乗り」です。
男女関係なく、同等の立場で接することが大切です。

バイク女子との適切な関わり方について、実践的なアドバイスをまとめました。

一人のライダーとして尊重する

相手を女性として特別に捉えるのではなく、一人のバイク好きとして見ましょう。
「女性だからこんなことは伝わらないかな?」など余計なことは考えずに接しましょう。

共感することを優先する

男性は理屈、女性は共感、といいます。
先に自分の意見を言うのではなく、相手の話をキチンと聞いてあげましょう。そして共感できる部分があれば「分かる!俺も苦手なんだ」と同じ感情を持っていることを伝えましょう。

自分からバイクに関して苦手なことを話して、共感を得ることも大事です。変なプライドを持つよりよっぽど共感を得られます。

清潔感を保つ

「おじさん」というだけで女性に不快感を持たれます。理不尽ですよね。
相手の感情はコントロールできないので、自分が合わせるしかありません。

具体的な対策として

  • 年齢にあった派手でない服装(派手に文字がプリントされているジャケットなどは着ない)
  • 無精ひげは剃る(オシャレ髭は除く)
  • 汗拭きタオルを持っていく
  • 帽子でべたついた髪を隠す
  • 体臭が気になるなら制汗スプレーを使う

イケメンではなくても、清潔感があるだけで好感度は上がります。(だからと言ってあなたがモテるようになるわけではありませんが)

話しかけない

一番良い方法は話しかけないことです。
バイク女子を見かけたら気になりますよね。気持ちは理解できますが関わるのはやめましょう。

女性からすれば知らない男性から話しかけられると年齢関係なく「え、ナンパ?」と警戒します。
相手がおじさんなら、なおさらです。

  • 一人でコーヒーを飲んでいる
  • スマホを触っている
  • バイクを磨いている

バイク女子が上記のような行動をしている時は近づかない。
わざわざ自分を相手にとって不快な存在にする必要はありません。

自分はバイクに乗るために今、ここにいる」という強い気持ちで相手をスルーしましょう。

まとめ

「『モテたい、女子と仲良くなりたい』と思うなら、バイクの技術を磨くのではなく男を磨く努力をすれば、いつかいい人に巡り会えるかもしれない」

そう思う気持ちは理解できます。残念ながらおじさんは嫌われているのです。
50代男性であれば、20代女性は娘と同じ年代になります。
仲良くなろうとするのが無理な話です。

大きなバイク、金をかけたカスタム、高級なバイク、豊富な知識・・バイク女子にはまったく興味のない話です。

もし、仲良くなれる要素としてあげられるのが人間性です。
仕草や立ち振る舞い、服装のセンス、他人に対する言葉使いなど一人の人間としての魅力があるかどうかになってきます。

もはやバイクは関係ありません。

「自分はおじさん」自覚しいらない妄想に駆り立てられることなく、一人で静かにバイクに乗ることを楽しみましょう。

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