50代になると、急に老後が迫ってくる感じがしませんか?
まだ先と思っていた「定年」や「年金」が急に身近に感じられるようになります。
そんな50代になってふと「今の自分には貯金がどのくらいあるのだろう?」と気になりませんか。
世間で騒がれているように、老後に年金だけで生活するのはかなり難しいです。
たとえできたとしても、相当な節約生活を強いられます。
現役の50代の間から生活を整えておかないと、年金だけに頼る暮らしに対応はできないでしょう。
そこで生きてくるのが、貯金です。
貯金はたんなるお金の集まりではなく、あなたの未来を守るための「安心材料」です。
貯金0は「はい」しか言えない
貯金が無いと、どんなことにも「はい」で答えなければなりません。
残業したくなくても「はい、します」
やりたくない仕事も「はい、します」
休める休日も仕事になれば「はい、します」
それはすべてに「はい」で答えないとお金が入ってこないから。
今ここでお金を稼いでおかないと今後の生活に直で響いてくることが原因です。
理不尽なことでも「はい」を言わなければならない。
相当なストレスになりますよね。
貯金があれば「嫌です」や「断る」など自分をことを守ることができる
貯金があれば
- 残業は「嫌です」
- やりたくない仕事は「断る」
- 休日出勤も「断る」
すべてにおいて「はい」と「いいえ」の2択ができます。
ストレスなく生活することができ、自分を守ることができます。
他人にやさしくなれる
自分の心に余裕ができる
貯金が無いと自分の心がギスギスしてきませんか?
買いたいものが買えない、欲しくても手に入れられない。
その状態で心に余裕を持つことなんてできません。
自分に余裕がないので、他人にも良くしてあげようなんて気持ちは起きてきません。
逆に貯金があると、どんなことにも笑顔で対応することができるようになります。
- 自分にご褒美を買う
- 家族にサプライズでお土産を買って帰る
心が満足できることを、たくさんできるようになります。
お金があると自己肯定感があがる
貯金があることで自分を責めることがなくなります。
貯金がないと「もっと頑張らなきゃ!」と自分を追い込み、できない時には自分や周りを責めたりしてしまいます。
先ほど書いた「心に余裕ができる」ことで周りにやさしくできるようになります。
そうなると、自分を責めることより褒めることが多くなります。
それを繰り返すことで自己肯定感が上がっていきます。
貯金をすることで自分にとって大切なものがわかるようになる
必要と不必要が明確になる
貯金をすることで「便利だが無くてもいいもの」が見えるようになります。
例えば、毎日買うコンビニのコーヒーです。
毎日寄ってコーヒーを買ったとしても1回100円ほどです。
しかし、毎日100円を払って買えばひと月に約3000円使うことになります。
一年経てば3万円を超える金額になります。
毎日少しの金額だからいいだろうと考えます。
しかし、貯金を始めると「これを買い続けるとどのくらいの金額になるのか」と考えるクセが付きます。
「一日100円でも一年続ければ3万円以上になる」
これが見えてくるようになり「不必要なものは買わない」という気持ちが芽生えてきます。
自分にとって本当に必要なものが見える
とは言えすべてのことを、貯金のために辞めることはありません。
趣味などがその対象です。
私は貯金のために、趣味を含めてすべてやめてみたことがあります。
すると、別のことで自分を満足させるように仕向けていってしまいます。
私の場合はお酒でした。
満たされない感情を隠すように飲み始めたので「これはイカン!」と。
すぐに趣味を再開して心を満たすと、お酒の量は減っていきました。
自分にとって大切なものにはお金を使う。(節度は守って)
貯金をすると何にお金を使えばいいの考えるようになり、自分にとって大切なものが分かってきます。
貯金があることでやりたいことに挑戦できる
生活が安定している分、他に目を向けれる余裕ができる
貯金がしっかりあれば、何があっても大丈夫と思えるようになります。
そう思えるようになると、働いているお金の一部を貯金ではなく勉強するための教材購入にあてたりできます。
そうして勉強したことが仕事などで役に立ち、収入アップにつながります。
貯金があることで生活が安定させることができると思っている分、他にお金をかけることができるのです。
もちろん趣味など、自分をワクワクさせることにも十分に使えます。
仕事をしていない場合、全て自分の時間に使える
定年して年金暮らしに入ったら、さらに自分の時間が自由に使えるようになります。
貯金はあるので生活はできる。
今まで仕事で使っていた時間も自分の好きに使える。
こうなれば人生最強です。
貯金を続けてきたことで必要ないものがわかり、ムダに使うこともない。
やりたいことができるようになっていきます。
貯金を始めるには
「貯金=お金をムダに使わない」です。
少ないお金で使うことができないか、考えていきましょう。
一番に手を付けたいのが、固定費です。
固定費の中でも、通信費(スマホ代)はスマホ会社を替えることで簡単に減らすことが可能です。
どのスマホ会社も、使ったデータの量に応じて支払う料金が決まっています。
ここでは4大キャリアで比較してみます。(通話料金は考えないで計算してます)
スマホ会社 | 通信データ無制限使用時 | 通信データ無制限使用時(割引あり) | デザリングで使えるデータ量 |
docomo | 6650円(税込7315円) | 4480円(税込4928円) | 30GB/月 |
au | 税込7238円 | 4480円(税込4928円) | 60GB/月 |
Softbank | 6750円(税込7425円) | 4480円(税込4928円) | 200GB/月 |
楽天モバイル | 2880円(税込3168円) | 2880円(税込3168円) | 制限無し |
割引が適用されない時は各社利用料金が違いますが、クレカ決済や家族割などそれぞれの会社で使える割引を最大に使うと、楽天モバイルを除く3社はすべて一律税込4928円となってます。
後発の楽天モバイルは他社に勝つために大きく価格を下げ、なおかつデザリングで使えるデータ量を4社のうち唯一無制限にしています。(場合によっては通信制限がかかることもあります)
私はここに注目しました。
家でパソコンを使う時、今まではケーブルテレビの有線WiFiを使っていました。
楽天モバイルのデザリングを使えば、スマホとパソコンをまとめて利用できることに気が付きました。
スマホ1台にWiFiをまとめれば、月に5000円ほどかかっていたケーブルテレビのWiFi代が要らなくなります。
月に5000円が無くなれば、年間で6万円が浮く計算になります。
この浮いた支出を貯金に回すのです。
節約は小さいことからコツコツ始めていく
ここでは節約の一部として通信費の削減を紹介してきましたが、まだまだ減らせる部分は家計の中にあります。
すべてを一度に変えるのではなく一つ一つ変えていき節約効果がどのくらい出るのかがわかると、より楽しんで取り組めるようになります。
特に楽天モバイルは楽天カードで決済すると、ポイントが貯まりそのポイントでスマホ代を支払うことができます。
多く使った月などはスマホ代が0円で済んだこともありました。
今使っているスマホ会社を替えるのは面倒という意見もありそうですが、私も最初はそうでした。
しかしその面倒をクリアすることで、お金を減らして尚且つ快適な通信環境を手に入れることができました。
まずはスマホ会社を変更することで、節約を実感していきましょう。