2か月ほど前に携帯会社を変えるため、最近流行りのオンラインショップを利用して手続きをしました。
今使っている携帯番号に愛着(?)もあるので変更しなくてもいいように進めていく予定でした。
ネットを使いこなせるからと鼻を高くしていたら、思わぬ失敗をしてしまいへし折られました。
そこで自分が携帯会社変更で体験した事をお伝えします。
電話番号は変えずに乗り換え
携帯会社を変えるとき「番号だけは変更しない!」と決めていました。
50歳のおじさんが、慣れ親しんだ番号を離れて新しい番号を覚える?無理です。
携帯番号で個人情報を登録しているお店などに行って「確認のために携帯番号を教えていただけますか?」と聞かれることがありますよね。
そんな時にいちいち番号を書いたメモを出すなんてカッコ悪いじゃないですか。
スラスラ言えるのは長年親しんできた番号だからできることです。
携帯番号って11桁もあるんですよ?覚えるのにどれだけ時間がかかるか。
なので番号を変えずに変更できるMNPを利用しました。
MNP
MNPとは「Mobile Nunber Portability(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)」の略称です。
要は携帯番号を変えずに携帯会社を移行することです。
MNPを使えば新しい携帯会社と契約して使用を開始した時点で、今まで利用してきた携帯会社を自動的に解約してくれるようになっています。
解約の連絡ってしにくくないですか?私は苦手なのでこのシステムはとても助かります。
スマホ会社の変更は通信費を下げるため
私は携帯会社を「au」から「楽天モバイル」へ変更しました。
変更の目的は
・デザリングをする
・データ通信無制限で使う
の2つでした。
家計の見直しをしている中で、通信費を節約しながら外でも自由に使えないか?というところを重点に考えていました。
オンラインショップで手続き
楽天モバイルは実店舗が少なく、オンラインショップでの手続きになりました。
①最初に解約するauのホームページからMNPを利用する手続きをします。(docomo・softbank・格安スマホも同じです)
②そこでMNPの予約番号を取得します。この番号は新しいスマホ会社へ移るときに必要になりますので、忘れないように記録しておく必要があります。
③auからMNP番号が届いたら、楽天モバイルのホームページから新規登録手続きを始めます。
ここで私は大きなミスを犯しました。
simロック解除を忘れて通信不可に
私はauで使用していたスマホをそのまま使うため、simカードの交換で移行するようにしていました。
私のスマホはsimロックがかかっている機種だったので、auにsimロック解除を申請しなければなりません。
これを忘れて楽天モバイルに移行したため、スマホが通信不可になってしまいました。
auに確認しましたが、通信回線が楽天モバイルに移行しているためauも対応には2~3日ほどかかると言われました。
しかも週末だったので、さらに対応が先延ばしになる可能性がありました。
連絡手段がスマホしかない状態でそれは困る!
なんとかならぬかとネットで情報を探しまくりました。しかし、私の検索能力では見つけられませんでした。
どう対応したらよいか困っていた時に、息子が家に帰ってきたので相談しました。
すると息子は、すごい勢いでネット検索を始めました。
1時間ほどして
simロック解除できたよ!
と報告がありました。
あれだけ苦労した私の努力は何だったのか・・?若い力には脱帽です。
思い込みで動くのではなく、手順はしっかり守って手続きしましょう。
電話番号を変えないことでその後もスムーズ
スマホ変更後は特に問題なく使え、目標だったデザリングも可能になりました。
また家で使うパソコン・タブレット・ゲーム機などがすべてデザリング対応できることを確認して、光ネットを解約しました。
通信費節約の目標も達成。
携帯番号を変えていないので、登録手続きの変更をかけることが少なくてすごくラクでした。
携帯番号で登録し始めたのがまだ最近なので、銀行口座やホームページがない企業への登録は固定電話でしていました。
その部分での手続きは大変でしたが、固定電話は解約してしまったのでこれから先はないでしょう。
携帯会社を乗り換える時は携帯番号を変えない
携帯会社を乗り換える時、ちょうどいいからと機種も変更することがあるかもしれません。
新規登録で大きく得するキャンペーンをしているかもしれません。
そんな携帯会社の思惑に乗ることなく、今まで使ってきた機種と慣れ親しんだ番号とともに新しい携帯会社を利用しましょう。
歳を取れば頭の記憶領域が少なくなります。
今まで使えていたものはそのまま使って、まったく新しいことに挑戦するために頭の領域を空けておきましょう。
まだまだ、人生は続くのですから。