あなたは家族が病気になり、家で療養することになったら食事の用意が毎日できますか?
私は妻が5年前に強度の不安障害になり、家から外出することができなくなりました。
家で看病することになりましたが、一番困ったのが食事。
私は包丁もまともに持つことができない料理オンチでした。
そんな包丁もまともに使えなかった私が、毎日の食事をどう乗り切っていったのか。
それは「食材宅配サービス」です。
これがあったおかげで、栄養や食材の偏りがない食事を毎日作ることができました。
調理しやすい食材が毎日届く
調理ができないと言う人は、たいてい皮をむいたり切って形を整えるなどの細かい作業が苦手です。
食材宅配ではその面倒な部分をすべて省いた状態で家に届きます。
私が頼んだ宅配サービスも、調理しやすいようにカットした食材が毎日家に届くようになってました。
レシピは事前に1週間分届いているので、混ぜるだけ炒めるだけで料理が完成するようになっています。
1日に1回はキチンとした食事がしたい
私は慣れない調理に毎日奮闘していました。
しかしまったく料理をしたことがない人が、いきなり料理を毎日することになりオロオロするばかりでした。
時間もかかるし、おいしくもできない。
調味料は入れすぎたり、足りなかったりで味がムチャクチャでした。
とにかく1日のうち1回だけでも、キチンとした食事を妻に食べさせたい一心で作っていました。
こんな時に食材を調理しやすいように家まで持ってきてくれる宅配サービスを知り、お願いするようになりました。
外出できない分、外とのつながりを感じたい
妻の療養のため仕事を辞め、家に閉じこもった状態の生活だったので外とのつながりがほぼありませんでした。
近くに私の実家がありますが、事情があり頼ることもできません。
そんな時に、毎日食材を届けてくれる宅配の人とのほんの少しの時間の会話が唯一外とつながる手段でした。
それまで普通に外出していた状況がとてもありがたく、人との会話がこんなに心に影響していることに気が付きませんでした。
栄養がある食事
体にどんな栄養が必要か知らない
それまで妻に食事をまかせっきりにしていたので、栄養バランスなんか理解できてません。
生きていくために必要な食事は、どんなものを作ればいいのかまったくわかっていませんでした。
食材宅配では、毎日違った食材が届きます。
食材宅配会社では管理栄養士が厚生労働省の食事摂取基準を基に、見た目や食感にこだわってメニューを作っています。
とにかく美味しい
他人が作った料理は、どうしても自分の馴染みの味になりません。
宅配サービスではカット食材だけが届きます。(中には調味料も一緒に入ったメニューもあります)
レシピに書いてある調味料は、どこの家にでもあるものを使って調理するようになっています。
そのおかげで自分の好みの味にすることが可能です。
「楽しく美味しい献立」をスローガンにして考え抜かれた食材が、毎日家に届きます。
調理が簡単
料理経験が少なくても美味しく作れる
切る、剥くなどの技術が必要な部分はすべて整った状態で届きます。
特にケガをしやすい包丁の作業が少ないので安心して調理ができます。
ほぼ料理をすることがなかった私も、届く食材の形を見て「こんな風に切ればいいのか」と勉強になっていました。
そこから、少しずつ自分でも食材を加工する意欲が湧くようになりました。
疲れているので調理工程は少ないほうがいい
看病で1日動いていると疲れが溜まります。
そんな中で夕食の準備をするのは大変です。
少しでもラクをしたい。でも栄養は摂りたい。
そんな時に調理工程が少なくなるように、加工されている食材を配達してもらうサービスは本当にありがたいです。
ラクに作れて、美味しい料理を食べることができると「明日も頑張ろう!」と思えてきます。
料理が苦手なら食材宅配サービスを使おう
料理がまともにできなかった私が、今では包丁を上手く使い味付けまでできるようになりました。
それはこの食材宅配サービスを利用して、簡単なことから少しずつ料理に慣れていったことが大きいです。
看病で毎日大変でしたが、食べることだけはなんとか乗り切ることができました。
この食材宅配サービスは私みたいに家族の看病で外出できない人だけでなく、一人暮らしで料理が苦手という方にもピッタリです。
一生続く食事は人生を大きく左右します。
食材宅配サービスを利用して、毎日料理ができるようにしていきましょう。