タバコを吸うことは人生の損失でしかない

健康
記事内に広告が含まれています。

タバコを吸う姿がカッコいいと思っていた若い日

若い頃、カッコよさに憧れてタバコを吸い始めました。

可も不可もなく普通に学生生活を過ごしたこともあり、少しワルになってみたい気持ちもありました。

休憩にタバコにライターで火を点け、深く吸い込みゆっくり煙を吐き出す。

なんて自分はカッコいいんだろうと思ってました。

しかしタバコを買う手間とお金、社会的に狭くなる喫煙者の立場にタバコを吸うのが嫌になってきました。

ところが、タバコをやめるにやめられないのです。

「もうタバコは買わない!」と思っても、体が欲してしまいツレから分けてもらう結末。

なんとか我慢できてもその様子を見た喫煙仲間が「まあそう言わずに一服」と言って、こちらの決意を折ってきます。

何回この罠にかかって挫折したことか。

ところが転職して、新たに決意して「タバコをやめます」と宣言したら「それはいいことだね」と職場の人が応援してくれました。

そのおかげもあり、無事タバコをやめることができました。

依存性があるタバコをやめる時は、自分の意志の強さと周りの環境が重要になってきます。

タバコをやめると起こるいいこと

息がしやすくなる

タバコを吸うと血液中の一酸化炭素が増えます。そのため酸素がうまく運ばれず、すぐ疲れる体になってしまいます。

タバコをやめることで一酸化炭素が減少し、血液中に酸素濃度が上昇して呼吸がラクになります。

道具を持ち歩かなくていい

どこでもタバコを吸えるようにとタバコとライター、携帯灰皿の3点セットを持ち歩く必要がありましたが、やめれば持ち歩く必要がなくなります。

外出した際、常にタバコが吸える場所をチェックしていませんか?

タバコをやめれば喫煙場所を探す必要がないので、どこに出かけるのもラクになります。

お金が浮く

現在、ほとんどのタバコが1箱あたり500円を超えています。

1日1箱タバコを吸うと1か月で約15,000円、半年で90,000円、1年吸い続けるとなんと180,000円になります。

今までタバコに使っていたお金が、自分の自由に使えるお金になります。

タバコをやめることで、タバコ代が昼食代に変わるのです。

浮いた昼食代を貯めれば、自分の好きなものを買うことができます。

タバコは吸って無くなるだけです。健康にも悪影響を与えます。

肩身の狭い思いをしなくて済む

タバコを吸う場所が限られてきたからです。

受動喫煙をさせない法律ができて、屋内での喫煙が不可になりました。

家ではもちろん会社でもタバコを吸う時はタバコ専用の喫煙室や、外に置かれた灰皿まで行かなければなりません。

タバコを一服しようと思っても、遠い喫煙室まで出向く必要がでてきます。

タバコは害だ!と言われ、どこで吸っていても白い目で見られます。

タバコをやめれば、そんな肩身の狭い思いはしなくて済みます。

将来の健康不安がなくなる

タバコは「百害あって一利なし」のものです。

タバコに含まれるニコチンによる偽の幸福感を味わい続けることでニコチン中毒になり、ますますやめられなくなります。

様々な病気を誘発して生活の質を落とし、寿命まで縮めてしまいます。

この連鎖を断ち切るには、禁煙しかありません。

自分で楽しい未来を作りたければタバコはやめましょう。

やめる自信がない時は禁煙外来を利用する

タバコをやめるにはかなり強い意志が必要になります。

そこまでの意志は自分は持てない、と思われるのなら禁煙外来を受診しましょう。

禁煙外来とは

タバコをやめたい人に向けて病院に設けられている専門の外来機関です。

・カウンセリングなどの精神面でのサポート

・ニコチンガム・パッチを使ったニコチン置換療法

ニコチン依存度テストやブリンクマン指数と言って1日当たりの喫煙本数と喫煙年数を掛け合わせた数値が200以上など、一定の基準を満たせば禁煙治療に健康保険を使うことができます。

また保険を利用して治療する診療機関にも条件があります。

医療機関によって、内科や呼吸器科で禁煙治療を受けることができます。

本数を少なくしてもムダ

よく少しずつ吸う本数を減らしてやめる方法をする人がいますが、タバコは1本でも吸ってしまえばニコチンによって吸いたい衝動が起きてしまいます。

やめたいと思うなら、完全に断つ強い決断力が必要です。

吸う本数を減らすのではなく、完全に吸わないようにしていきましょう。

周りの環境が大切

周囲の環境も大切です。

よくタバコをやめると言うと「まあそんなこと言わず、さあ1本」と意地悪なことを言ってくる人がいます。

自分の意志でやっと吸わないようにしている状態で、そんな事を言われると心が折れてしまいます。

「今はタバコを切らしている」「ちょっと喉が痛いんだ」など理由をつけてその人から離れましょう。

そういう人は、自分もタバコをやめたいけど勇気がないのでやめさせまいと言ってくるのです。

タバコをやめる時には静かに進めることも必要です。

まとめ

タバコを吸わなければ、吸えないストレスから解放されます。

お金も減らなくなり、体を使ったいろんなことが億劫になりません。

ニオイもつかないし、体が健康そのものになります。

タバコをやめると人生が変わる、本気でその世界を目指しましょう。

タイトルとURLをコピーしました