50代になれば仕事の責務も重くなり、一つ一つの作業や行動が会社の成績に大きく影響することがあります。
ADHDグレーゾーンの要素を持つ私は、仕事で重要なことをポッと忘れることがありました。
取返しがつかなくなる事案もあり、毎日が緊張の連続でした。
そんな私がどうすれば忘れることなく、仕事をこなしていけるようになったのか紹介します。
仕事で忘れないための工夫
一つの手帳に集約する
そんな忘れっぽい私が、仕事をする時に忘れないためにしていることがあります。
それは「メモすること」です。しかも手書き。
今時スマホのメモ機能を使うのがコスパがいいとは思いますが、そのスマホにメモしたことを忘れてしまうこともあったので手書き一筋です。
どこに書いたのかを忘れないために、正月に買う手帳1冊にすべてを書き込みます。
理由は「自分の手で書いたものはしっかりと思い出せるから」です。
それにスマホはアプリを起動して文字を打ち込む必要がありますが、手帳は書くだけのものなのでシンプルに使えます。
もし手元になく、何かの紙切れに書いたとしても後で手帳に書き直します。
さすがに忘れっぽい私でも、ここに書いてある!と自信があるので助かっています。
自分の頭の中のメモは信用しない
頭で覚えておくほど信用できないものはありません。
これをして、何度冷や汗をかいてきたか。
私はマルチタスクが苦手で、一つの事をしている時に別のことを言われると前のことを忘れてしまうクセがあります。
仕事となれば、その日に覚えなければならないことはたくさんあります。
3つ前のことは覚えていられません。
だから「記憶」に残すのではなく「記録」に残すのです。
手帳はすぐ出せるようにしておく
手帳はすぐ出せるように工夫しています。
今は仕事の服が自由に選べるので、サイドポケットがついたズボンを履いてそのポケットに手帳を入れてます。
制服があった仕事では、胸ポケットへ入れてました。
とにかくすぐ出せることが着る服の条件でした。
使う手帳は高橋書店のもの。
紙質も良く、持ち歩きしやすいサイズがお気に入りです。
ペン刺しも付いていて、ボールペンを探す手間もはぶけます。
仕事で大切なことは手帳にメモをとる
仕事はこなしていかなければならないことがたくさんあります。
頭で覚えることができることは限られてます。
そんな時こそ、手帳を使って頭で覚える負担を減らすことが大切になってきます。
ADHDグレーゾーンの私が、自分を困らせることがないように考えた末の方法です。
この方法は転職で仕事が変わったとしても、同じように使うことができます。
「手書きは面倒」とは思わず、使ってみてください。